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プロフィール

金魚

Author:金魚
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50代女性。
金魚1匹(自家産)の母。
ピアノ弾いてます。
語学好き(^^ゞ
英語&ドイツ語を勉強中。
本当はイタリア語もやりたい。

【ピアノ】子供時代に約10年、40代半ばに再開。ピアノ教室2009年5月~中断~2015年5月迄。以降、超不定期で個人的にレッスンをお願いしています。
子供時代アップライト。大人になってから電子ピアノ2008年11月YAMAHA CLP-340→2013年11月CLP470→
2016年12月YAMAHA C1 愛称”姫ちゃん”
恋人はブラームスです(^^♪

【英語】多読をやっています。
【ドイツ語】現在お休み中。

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イワン・デニーソヴィチの一日

イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)
(1963/03)
ソルジェニーツィン木村 浩

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今年8月に亡くなられたロシアの作家、ソルジェニーツィンさんの作品です。書かれたのは1962年。
思想的理由(スターリン批判)から、1945年に強制収容所に送られた著者の「収容所での体験」を基にした小説です。小説といっても、余計な脚色は一切なく、収容所での1日が淡々と描かれています。

収容所での生活は、辛く厳しい。
ロシアでのことゆえ、冬場は想像を絶する寒さが襲ってくる。食事さえ満足に与えられず、服装もみすぼらしい。氷点下の戸外で労働するようなものとは到底思えない。家族から仕送りの品が届いても、すべて自分のものになるわけではない。あちこちへの賄賂が必要だからだ。

そんな収容所暮らしをしている人々だが、彼らのことを気の毒だとか可哀そうだとかと思うことがない。お涙ちょうだいの小説では決してないのだ。

収容所には様々な役職の人がいる。所長、看守、護送隊長…彼らは、それぞれの役目を果たしながら、囚人から搾取もする。
一方、収容されている面々は、百姓、富農、海軍中佐、バプティスト信者などさまざま。中には耳の遠い者、足の不自由な者もいるが、他の者たちに負けることなく生活している。

自由のない、しかも劣悪な環境で、「いつまで」という期限もわからない中、ありったけの知恵を使いながら懸命に生きているこれら囚人たちのなんと逞しいことだろう。
自分がこの中に入ったら、はたして生き延びられるだろうか…。

今の生活は少し贅沢かもしれません。
少し節約してみようかな^^;


出版当時のソビエト情勢がもっと知りたくなりました。

評価:★★★★1/2
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テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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